ハーレー・アイアンやストリートボブに装着されているフロントフォークブーツを綺麗にする方法

ハーレーのフロントフォークブーツをツヤツヤにする方法

なお兄も乗るスポーツスターのIron883を筆頭に、Street750やストリートボブ等、ハーレーの人気モデルにはフロントフォークブーツが装着されていることも少なくない。

そんなフォークブーツ装着車両のお悩みと言えば、経年劣化によりフォークブーツの表面が汚くなってしまうことだ。

他メーカーのバイクではあまり発生しないが、ハーレー純正のフォークブーツは劣化すると表面が茶色く変色する。

フォークブーツが付いたハーレー

一部ではカビが原因と言われているが、実際はゴム内部の油分が抜けて表面が乾燥して変色しているのだ。

そこで今回は、ハーレーの劣化しやすいフォークブーツをピカピカの艶々にする方法を伝授しよう。

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フォークブーツが変色する原因は?

フォークブーツはゴムでできている。ゴム内部にはある種の油分が存在するのだが、この油分が抜けてしまうと劣化が始まるのだ。

スクーターや自動車の内装等でよく使われている樹脂パーツの「白ボケ」と言われる劣化現象に近いのだが、ハーレー純正のフォークブーツの場合、油分が抜けると表面が白や茶色、深緑色に変色し、粉っぽくなる。乾燥した肌と同じような状態である。
フォークブーツが白くなったXL1200NS

YouTube等のネット情報の中には、カビが原因なのでは?といった情報が出回っているが、これは間違いである。正しくは、ゴム内部の油分が抜けたことが原因である。

染めQという着色スプレーでフォークブーツを塗るという猛者もいるようだが、これでは表面だけ綺麗に見せているだけで、ゴム自体は乾燥したままなので劣化は進行してしまう。

本記事は「ゴムの油分補給」という本来対処すべきことを解説しているのでぜひ最後まで読んでほしい。

フォークブーツをピカらせる手順

①中性洗剤でフォークブーツを洗浄

中性洗剤

まずは、排ガスやブレーキダスト等が付着しやすいフォークブーツの表面を徹底的に洗浄する。

フォークブーツ全体に軽く水をかけた後、スプレー容器に入れた中性洗剤を吹きかける。
汚れが浮いてきたらマイクロファイバークロスで汚れを落とし、水でよく洗い流しておく。

もし粉吹きが発生している場合は、使い古しの歯ブラシ等を使い、細かな部分の粉を落としておこう。最後に乾拭きして水分を除去する。

因みに、中性洗剤で落ちない汚れがあっても無理に落とす必要はない。綺麗に見せることが目的なので、次の工程で目立たなくなることが多いからだ。ゴムが傷むので、決してパーツクリーナーを使ってはいけない。

②KUREの「ラバープロテクタント」を使い、ゴム内部に潤いを与える

KUREラバープロテクタント

ハーレー純正のフォークブーツは人間の肌と特徴がよく似ている。潤いを与えれば内側からはじけるような弾力がもたらされ、乾燥すれば白く粉を吹き、最悪ひび割れるのだ。

そんな、フォークブーツに潤いを与えたい時に最適なのが、潤滑スプレーの「5-56」でお馴染みのメーカー「KURE」から発売されている『ラバープロテクタント』である。

ラバープロテクタントは、ゴム製品の潤い補給に絶大な効果を発揮するアイテム。言わばゴム部品の美容液とも言うべき存在で、カーマニアの間では知らぬ者はいない名品である。

因みに同メーカーから出ているクレポリメイトを使ってもある程度の効果は得られるが、クレポリメイトは成分の分子が大きくゴム内部に浸透しないので効果は一時的。一週間もしないうちにまた表面が乾燥してくるだろう。
その点ラバープロテクタントはゴム内部に成分が確実に浸透するので、ゴムの乾燥を根本から防ぐことが出来るぞ。

定価は1,000円程だが、私が日々利用しているAmazonであれば4割ほど安く入手できる。ドンキやホームセンターより断然安いのでぜひ以下から購入してほしい!

ラバープロテクタント
KURE ラバープロテクタント

肝心の使い方だが、ウエス等にこのラバープロテクタントを吹き付けてから、フォークブーツ表面に丁寧に塗り付けていくのがセオリーだ。

フォークブーツに直接スプレーしたくなるが、KUREのスプレーは全般的に飛散しやすい製品が多いので、フロントフォークの下にあるブレーキディスクや塗装面に成分が付着するのを防ぐ為に手塗りするのがベターである。

長年このラバープロテクタントを使っているなお兄の使い方は、ビニール製の使い捨て手袋にこのスプレーをたっぷり吹きかけ、撫でるように塗っている。
ビニール手袋とラバープロテクタント
こうすれば、細かな部分にも簡単に塗れるし、ウエスのように染み込まないので量の節約にもなるのだ。

テルゾのキーフォブケース

③1日以上おいた後、再度ラバープロテクタントを塗る

上記作業一度だけだとフォークブーツのゴム内部に届く油分が少量なので、1日以上おいてからもう一度ラバープロテクタントを塗っておこう。
こうすることで、よりゴムが柔らかくなり弾力が増すのが実感できるはずだ。

④仕上げにシリコンスプレーで艶を与える

ラバープロテクタントでフォークブーツの硬質化を予防した後は、KUREの無溶剤系シリコンスプレーを使って乾燥予防見栄えアップを図る。

塗り方はラバープロテクタントと一緒で、直接散布するのではなく、一度手袋にシリコンスプレーを散布してから手でまんべんなく塗っていく。
塗り終わったら、余分な油分を取り除く為にウエスで軽くゴム表面を拭っておこう。

実際にラバープロテクタントとシリコンスプレーを塗り潤いを充填した私のアイアンのフォークブーツはこうだ。
私のxl883nのフォークブーツ
平子理沙の唇のようにぷっくりツヤツヤになっているのがご覧頂けるだろう。

⑤ついでに、劣化してひび割れしやすいオイルタンクのドレンホースにも吹き付けておこう!

フォークブーツに潤いを十分補給したら、ついでにオイルタンクのドレンホースにもラバープロテクタントを使っておこう。

このゴム製のドレンホースはハーレーの急所と言われており、エンジンの高熱にさらされることから数年で硬化してひび割れが起きる。
オイル漏れの主な要因の一つとして知られているが、ラバープロテクタントを使っておけばドレンホースの寿命はかなり延びるぞ。

今回は、ハーレー純正のフォークブーツを綺麗に見せるメンテナンス法を解説しました!

フォークブーツがひび割れで交換となると、フォークブーツ自体1万円程することに加え、ホイールやフォークを一度外さないといけないので、ディーラーに依頼すると工賃含めて2万円以上かかってしまいます。なので、できるだけ長持ちさせたいパーツなのです。

フォークブーツがピカピカだと、フロント周りの表情がより良く見えます。フォークブーツの状態は、売却時の査定額にも影響を与える部分なので、今回の方法をぜひ試して愛車をより綺麗にしてあげて下さい。

今回の記事が役に立ったという方は、記事のシェアや、以下リンクから『ラバープロテクタント』を購入して頂ければ幸いです。
ラバープロテクタント
KURE ラバープロテクタント

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