東京にあるバイク用品店マップ|都内と近郊の単車パーツ屋を全て紹介

東京のバイク用品店マップ

単車を愛するライダーにとって心が熱くなる場所といえば、ヘルメットやグローブ等のライダーのマストアイテムを販売している「バイク用品店」でしょう。

自分が乗っているバイクのメンテナンス用品やカスタムパーツを探しているだけでもワクワクしてきますし、タイヤ交換やフルード交換等の難易度の高い整備を請け負ってくれるのも利点ですよね。
また、店の駐車場で他のライダーの姿が見れるのも何だか気分が上がりますね!

最近では、洗車やセルフ整備の為に場所を貸してくれるお店も増えてきており、ガレージ所有のハードルが高い都民にとっては何かと重宝する存在です。

今回は、東京出身で16歳から自動二輪に乗っているなお兄が、都内や神奈川、千葉など東京近郊にあるバイク用品店を紹介します。

craftyのフォークカバー

なお兄にとってのバイク用品店

私が初めてバイク用品店に行ったのは中学生の頃。東京を代表する電波塔であるスカイタワーの目の前、新青梅街道沿いに当時あったドライバースタンドである。
ドライバースタンド多摩店

ドライバースタンドは車とバイクの両方の商品を扱っていたお店で、関東を中心に広く展開していたが、イエローハットに吸収されるなど紆余曲折あり社名を変更。現在全国展開している「2りんかん」の前身となるパーツ屋である。

16歳で二輪免許を取得した後は、練馬のナップスや溝口のドラスタ、上野の昭和通りの単車街などによく行っていた。

また、パーツ屋ではないが、ヤマハ車のコンプリートカスタム車販売で当時全国一の人気があった、大泉の「ユーショップBELL」にもよく行っていた。

二輪ブームが過ぎ去った現在のバイク用品店事情

2000年前後に巻き起こったヤマハTWやホンダFTR等のトラッカーブーム、そしてその後のマジェスティやフュージョン等のビッグスクーターブーム。
日本では最後とも言えるこの2つのバイクブームにしっかりと乗っていた私は、当然のごとくブーム当時もバイク用品店に足繁く通っていた。

当時は、若者から中高年まで多くの人がバイクに乗っており、今より圧倒的にバイク屋の数が多かった。必然的にパーツ屋の数も多いわけだが、特に印象的だったのは、やはり1980年代からその形を形成していた「上野のバイク街」だろう。

上野バイク街

2000年当時、上野駅から国道4号線を少し北上した一帯には、コーリンやSP忠男など実に多くのバイク用品店があった。
その代表格であったコーリンは、アウトロー館やカスタム館などといった具合に店舗がこのエリアに点在しており、複数の店舗を行き来するのが上野バイク街でのお決まりの楽しみ方であった。

上野の昭和通り

しかしバイク人口が減少の一途を辿る現在は、店の数は大分減ってしまった。今パーツ屋として上野に残っているのはラビーやカムカムくらいである。

私は今、自分が十代であった2000年頃のバイクブーム期を懐かしんでいる。
池袋や渋谷、新宿に台場など、何処へ行くにも誰もがバイクに乗っていた時代。路上にはバイクが溢れ、信号待ちでは何台ものバイクが一斉にスタートダッシュをしていた時代。ライダー達だけでなく、日本全体がまだ元気だったあの時代。

今、ライコランドの駐車場で行き交うバイカーを見ていると、もう戻ることのできないあの時代の光景が少しだけ蘇る。

そう、私にとってバイク用品店は、青春そのものなのだ。

テルゾのキーケース

それでは気を取り直して、東京都内のバイク用品店をご紹介!

私は東京23区で生まれ育ち、都内の色々な街に住んできました。
東京のバイク用品店はほぼ全て行ったことがありますので、各店とも詳しく解説します。

多摩2りんかん

UQのコマーシャル内で3姉妹を演じている多部氏と芽郁氏を輩出した西東京市をはじめとする多摩っ子なら知らぬ者はいない田無タワーのお膝元に所在するのが「多摩2りんかん」である。
田無タワーと多摩2りんかん

イエローハットの併設店舗なので、商品点数は他店と比べ充実はしていないものの、各種オイルをはじめとする消耗品はきちんと揃っていて、この地域のライダーには欠かせない存在となっている。

多摩2りんかんの入口前

西東京市をはじめ、周辺の東久留米市や小平市には他にバイク用品店が無い為、旧ドライバースタンド時代から通い詰めている人も多い地域密着店である。

ここから車で北に5分ほど行った所にはイオンモールがあるので、是非買い物ついでに寄ってみてはいかがだろうか。

住所: 東久留米市南町2-7-9
TEL: 042-467-5811
WEB: https://2rinkan.jp/shop/151tama/

ライコランド TOKYO BAY 東雲店

以前書いた「東京近郊の熱いバイクスポット」でも紹介したように、都内で最もライダーが集まる二輪パーツ屋である。
ライコランド東雲

土日の店前はまるでバイクショーさながらの賑わいを見せている。都外ナンバーの車両も多く、バイカーにとって一種の観光地と化している。

ヘルメットやケミカル等のメーカーの展示即売会が開催されることもしばしば。
ライコランド東雲のフードトラック
土日祝には、店前にフードトラックが出店。この日はケバブ屋だった。

バイクの整備を自分でしたいが場所がない…とお困りの方の為に、1時間2千円で専用ピットの貸出も行っている。多種多様な工具のレンタルも料金内に含まれているので、手ぶらで利用できるのも嬉しい。

住所: 江東区東雲2-7-12
TEL: 03-3527-7431
WEB: http://www.ricoland.co.jp/shopinfo/shinonome/

一之江2りんかん

個人的に好きな店舗の上位に食い込むのがここ。環七と大杉橋通りの交差点にある一之江2りんかんには、ドライバースタンド時代からよく行っていた。

客層は、原付二種スクーターやビクスク乗りが多め。至近にドン・キホーテがあることから、地元江戸川のマイルドヤンキー達からもこよなく愛されている。私がマイルドギャル男をしていた頃は、この近くの日サロに良く通っていたものだ。

一之江2りんかん

品揃えは、スクーターなどの小排気量バイクのパーツが多めで、ハーレーなどの外車部品はあまり扱っていなかった。

店舗は2階と3階で、1階はピットと駐輪場。車用の屋内駐車場も完備されている。

住所: 東京都江戸川区大杉3-10-6
TEL: 03-3653-9111
WEB: https://2rinkan.jp/shop/152ichinoe/

【閉店】南海部品 南東京店

2005年のオープンより東京南部のライダーからこよなく愛されていた南東京店が、2021年8月1日に建物建替えにより閉店

私が良く走る第二京浜沿いにありちょくちょく行っているお店。環八の矢口陸橋の北にあり、近くにはこれまたちょくちょく行く島忠ホームセンターがある。

南海部品南東京店の外観

全体的にバランスの良い品揃えで、店の奥にはハーレーのパーツのみを置いたコーナーがある。レブテックの油種やオイルフィルター等が常備されているのも嬉しい。

おすすめのピットメニューは、ブレーキフルード交換。フルード込みで1,500円から作業してくれる。恐らく最安であろう。

駐輪場の脇には会員専用だが、バイクのセルフ洗車ができる場所が設けられている。
南海部品 南東京店

住所: 大田区千鳥2-34-15
TEL: 03-5482-7700
WEB: http://tokyo.nankaibuhin.net/

テルゾのキーフォブケース

ナップス 練馬店

今や海外進出を果たしたナップスの東京一号店で、20年以上前、私が10代の頃から通っているのがここ。
ナップス練馬の外観

サイドバッグやリアケースなどのツーリングに欠かせないアイテムの品揃えは東京随一。カスタムパーツも豊富だ。

今までに数回ピット作業を依頼したが、仕事はきっちりしている。持ち込みパーツでも相談すれば取り付けしてくれる。
外車のタイヤ持ち込みもOKなので、通販でタイヤを安く仕入れてここに持ち込めば、数千円くらいは節約できるかもしれない。

ナップス練馬

駐輪場は店正面左手とスロープの先にあり、ピットと休憩室が1階、2階が店舗となっている。
店舗に上がる為の階段が建物の右手にあり、シンデレラ城の階段を彷彿とさせる。この階段を上るだけでワクワクするのは私だけではないだろう。

住所: 練馬区三原台3-25-18
TEL: 03-5905-1171
WEB: https://www.naps-jp.com/shops/shoplist/nerima/

足立2りんかん

都心への通勤の足としてバイクを利用している方も多い足立区や埼玉南部のライダー達を優しく包み込んでくれるのがここ。
足立2りんかんの外観

2りんかんと言えば系列のイエローハットに併設されていることが大方だが、ここは2りんかんだけの単独店舗なので、売り場も駐輪場を広くとられている。
足立2りんかんの売り場

足立2りんかんの店内

店の隣には、回転寿司のスシローや、都内では数少ないヤマダ電機のアウトレット館がある。
また環七を挟んだ正面には、高品質な工具を安価で販売しているアストロプロダクツがあるので、バイクいじり用の工具をお求めの際はこちらもチェックしておこう。

ここからバイクで5分ほどの所には、ナップス足立店(後ほど紹介)がある。私はこの2店舗をはしごする事が多い。

住所: 足立区青井6-25-11
TEL: 03-5845-1030
WEB: https://2rinkan.jp/shop/159adachi/

ナップス 足立店

首都高速の加平インターを下りて約2分。環七から綾瀬川通りを南へ進んだ先の右手にある、数あるナップス店舗の中で指折りの売り上げを誇っているのがここ足立店だ。
ナップス足立店

1階は二輪車専用の屋内駐輪場。建物裏には車用駐車場も広めにとられている。
ナップス足立店のバイク駐車場

2階から上が売り場。2020年3月には3階にバイク部品の買取・販売を行うアップガレージライダースが開店した。
ナップス足立店のウェア売り場

品揃えは、恐らく23区内ナンバー1ではないかと思うほど圧倒的。ウェアからケミカルまで実に幅広い商品を取り揃えている。
ナップス足立店のケミカル売り場

住所: 足立区綾瀬7-2-17
TEL: 03-5613-0171
WEB: https://www.naps-jp.com/shops/shoplist/adachi/

デグナー八王子

2021年2月に閉店したネットカフェ「快活クラブ 八王子越野店」の跡地に2021年12月に開店した、レザージャケットやサドルバック等の本革製品を生み出す京都発のバイク系革用品メーカー「デグナー」の公式ショップ。

デグナー八王子の外観

場所は、多摩ニュータウンの動脈である野猿街道沿い。八王子といっても八王子駅からはかなり離れており、場所的には南大沢のアウトレットから車で10分ぐらいの場所である。

店内には、デグナーの主力商品である革パンや革ジャンをこれでもかと陳列。試着室もあるので革パンもしっかりサイズ確認できる。

住所: 八王子市越野21-20
TEL: 042-682-5971
WEB: https://www.degner.co.jp/degner-hachioji/

Come Come (上野)

単車屋のメッカとして一時代を築いた「上野バイク街」の数少ない生き残り店の一つ。
カムカム

主にメットや上着等の”身に着ける系”のライダー用品を扱っている。一風変わったライダースジャケットをお求めならぜひ一度は足を運んでほしい。

北隣には、メーカー問わず色々な中古バイクを販売する「バイクの王国」がある。
バイクの王国

因みに、ここから80m程北に行った所で営業していた姉妹店の「カムカム2」はかなり前に閉店してしまった。
閉店したカムカム2

住所: 台東区東上野4-26-8
TEL: 03-3844-6531
WEB: http://www.comecome.ne.jp/

Rabee (上野)

上野昭和通りの単車街に複数の店舗を持っていたラビーの最後の生き残り。創業はなんと1965年という、東京のバイク用品店のシーラカンス的存在の店だ。

ラビーの外観

1階には、タイチやコミネ等のグローブをはじめ、盗難防止グッズやツーリング用品がずらりと陳列。2階は、ライダーシューズやジャケットなどのアパレル系で、3階には女性ものの商品が並ぶ。

ラビーの店内

ラビーの魅力と言えば、この地で長く商いをしている江戸っ子ならではのチャキチャキ感のある接客である。決して現代的な丁寧な接客ではないが、それも味の一つだと思って楽しむのが乙である。

住所: 台東区上野7-9-18
TEL: 03-3841-1099
WEB: http://www.rabee.co.jp/

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上野ビッグビート・スマイルガレージ

JR上野駅の入谷口から徒歩1分という好立地にあり、ヘルメットの販売に力を入れている。

BIG BEAT Smile Garage

売り場は1階と2階にまたがっており、バイカーなら誰もが憧れる米国を代表する国道「ルート66」のキャップやTシャツが沢山ある。ルート66の看板をお探しならここに訪れると良いだろう!

住所: 台東区上野7-8-11
TEL: 03-5827-2541
WEB: https://www.big-beat.co.jp/

UPC RIDE ON (上野)

こちらも昭和通り沿いの上野単車街に立地するこじんまりとした老舗のヘルメット屋さん。
UPC RIDE ON

アライのフルフェイスを主体に扱っており、シンプルなものではなく、派手なデカールで装飾されたパフォーマンス系のヘルメットが多め。グローブの取り扱いも多少ある。
UPC RIDE ONの店内

ホンダやヤマハなどの国内バイクメーカーのキーホルダーやステッカーも取り揃えている。

住所: 台東区東上野4-27-6
TEL: 03-3845-6381
WEB: https://www.upc-powergarage.co.jp/shop/

TT&CO (江戸川区)

米国の老舗ヘルメットブランド「BELL」の往年の名品である500-TXをモディファイしたヘルメットで人気となり、今ではスーパーマグナムやトゥーカッター等の自社デザインのヘルメットも販売するようになった「TT&CO」。元々はバイク屋であったが、2015年に正式にヘルメットメーカーとして始動したまだ若いブランドである。

そんな「TT&CO」唯一の実店舗が江戸川区にある。
江戸川のTT&COの外観
ここでは同メーカーがラインナップする多くのモデルが陳列されており、実際に手に取ってかぶり心地を確かめられる。
但し、この店舗はヘルメットを試着する為だけのショールームという位置づけなので、購入する際はECサイトを利用する必要がある。

場所は、一之江橋至近の京葉道路から一本入った一方通行の通り沿い。金属加工業者など幾つかの会社が入っている大きな倉庫の西端だ。

住所: 江戸川区新堀2-1-8
TEL: 03-6638-8805
WEB: https://ttandco.co.jp/shop-info/

BRC ビックマート大田

第二京浜の馬込坂で長く営業している小さなバイク用品店。
原付スクーター用のバッテリーやタイヤは一通り扱っており、純正部品の注文も可能だ。

店頭には2千円から6千円くらいまでの手頃なヘルメットが陳列されている。

住所: 大田区南馬込5-20-1
TEL: 03-3775-3711
WEB: https://store.shopping.yahoo.co.jp/bigmart/

ナップス 三鷹東八店

ドンキやスーパーオートバックス、ホムセンのコーナンにハードオフ等の大型店が多数出店している三鷹&調布エリアの流行発信地に所在。少し行った先にハーレーやYSP等のバイク屋もある東八道路に面している。

ご覧の通り、とても立派な外観だ!
ナップス三鷹東八店の外観

都内のナップスの中では一二を争う広い売り場面積を有しており、ピットのキャパは10台分もある。
ナップス三鷹の店内
ヘルメットやウェアもとても充実しているぞ!

こちらの1階の屋内駐輪場の横にもアップガレージライダースが併設。上階のナップスでカスタムパーツを買い、駐輪場で取り付け交換し、変えた旧パーツをアップガレージで売却する…なんていう賢い使い方も可能だ。
ナップス三鷹の屋内駐車場
因みに、バイク置き場は屋内だけでなく野外にも10台ほど置けるスペースがある。

ナップスの東京にある店舗では唯一バイクのガラスコーティングを行っている。
1000度以上の超高熱にも耐えうる強固なガラス皮膜を形成するコーティングで、スポーツスターであれば車体全体で7万円から施工可能。コーティングの保護性能が長寿命の10年間なので、決して高くはないはずだ。

ライダースシューズ売り場
ご覧のようにライダースシューズも充実しているぞ!

住所: 三鷹市野崎1-19-12
TEL: 0422-40-6171
WEB: https://www.naps-jp.com/shops/shoplist/mitaka/

テルゾのバイカーズ ミニマム ウォレット

MOTO GEAR東京 (旧 ライコランド 東京多摩ベース)

東京に所在するライコランドの総本山的存在であった東京多摩ベース店が、2021年1月末に「モトギア東京」と名前を変え再始動!
今まではバイク用品全般を広く浅く扱っていたが、カスタム部品を主軸とした品揃えに完全にシフト。ホイールやサスペンションが潤沢に展示されている数少ない店舗だ。

武蔵村山市民の憩いの場である「イオンモールむさし村山」から江戸街道を東へ400m程行った所にある、東京に2店舗しかないライコランドの多摩店だ。

開店は2001年。東雲店が2004年オープンなので、この多摩店はライコランドの東京一号店である。
ライコランド多摩ベース

230坪というとてつもなく広い店内には、マフラーやホイール等ありとあらゆるパーツを陳列。試乗会やライブペイント等のイベントも定期的に開催している。

店の右手には、中古バイクパーツを扱うアップガレージが併設しているぞ。

住所: 武蔵村山市榎3-23-1
TEL: 042-590-3611
WEB: http://www.ricoland.co.jp/shopinfo/motogear_tokyo/

府中2りんかん

運転免許試験場や東京競馬場などの人が集まる施設が幾つもある多摩地区のパワースポット「府中」に所在。

調布や国立からもアクセスしやすい甲州街道沿いに立地。隣には吉野家、向かいにはイタリアンファミレスのマンマパスタがあるので、買い物ついてに寄ってみるのもおすすめだ。
府中2りんかん

アライとショウエイのヘルメットに精通したスタッフが在中。頭のサイズをきっちり計測するなど、最適なフィットの為のプロ診断が受けられるのも利点だ。

住所: 府中市若松町1-25-4
TEL: 042-369-3751
WEB: https://2rinkan.jp/shop/153fuchu/

ナップス 多摩境店

2008年3月の開店から11年以上の間、町田や相模原のライダー達からこよなく愛されていた「ライコランド多摩境店」が2019年11月に惜しまれつつ閉店。その跡地に2020年1月に堂々開店したのが「ナップス多摩境店」だ。

この多摩境店は、ナップスの歴史にとって最も重要である全国一号店目の「相模原店」の移転先となる。
ナップス多摩境

店舗面積は都内最大級の約300坪。店内はホームセンターに来ているのかと錯覚を覚えるほど本当に広く、品揃えもパナイ。
レーシングバイク乗りのマストアイテムであるツナギも豊富に揃っている他、レインスーツやフェイスガード等の他店では取扱いの少ない商品も潤沢である。

場所は、多摩境駅の西口より徒歩約6分の多摩境通り沿い。
店前には広い駐車場が用意されていて、週末には来店者のバイクでぎっしり埋まるのが名物だ。

住所: 町田市小山ケ丘4-3-5
TEL: 042-703-6993
WEB: https://www.naps-jp.com/shops/shoplist/tamasakai/

南大沢2りんかん

駅前に三井アウトレットパークがある南大沢駅から北に1.5km程の野猿街道沿いに所在。
車より俊敏に動ける二輪車は、この地区に住む人にとっては重要な移動手段。そんな地元のライダーを徹底サポートしている地域密着店である。

南大沢2りんかん

シートの張替えやサスペンションの分解等、この店独自のサービスも展開。バイク用ガレージの注文も可能だ。
また、バイク輸送の定番であるBASの輸送拠点としても利用されている。

住所: 八王子市下柚木2-2-1
TEL: 042-653-2255
WEB: https://2rinkan.jp/shop/158minamioosawa/

カムイ八王子

上で紹介した南大沢2りんかんの250mほど西、野猿街道の大田平橋交差点にあるのが、4ミニ好きには言わずと知れた「カムイ」だ。
カムイ八王子

ホンダのモンキーやスズキのアドレス等といった原付の部品をメインに扱っており、エンジンや燃焼系等のコアな部品の取り扱いに長けている。

住所: 八王子市下柚木1245-1
TEL: 042-678-0123
WEB: https://www.softpower-hachioji.co.jp/

【閉店】八王子2りんかん

ドライバースタンドとして2007年4月に開店し、14年以上に渡り八王子のバイカーらに重用されてきた「八王子2りんかん」が、2022年3月末に惜しまれながら閉店となった。

八王子インターからすぐの国道16号線・東京環状沿い。八王子の車好きから絶大な支持を得ているカー用品店「カレッツア」に隣接しているのがここ。
八王子2りんかん

高尾山からも遠くない距離にあり、国号20号の大垂水峠を攻めるライダーらからも重宝されている。

住所: 八王子市左入町749-1
TEL: 042-691-3050
WEB: https://2rinkan.jp/shop/731hachioji/

ダイネーゼ台場

ツナギやプロテクターなど、バイク用の本格レーシングギアを扱わせたら右に出るものはいないイタリア発のブランド「Dainese」の直営店。
ダイネーゼ台場の外観

場所は、お台場海浜公園駅から徒歩圏内。おだいばビーチの目の前だ。因みに、東京にはこちらのお台場店の他に、世田谷の尾山台にも店舗がある。

住所: 港区台場1-3-5
TEL: 03-3599-0940
WEB: https://blog.dainesejapan.com/daiba

東京に近い都外の単車用品店

これより以下は、所在地は都外ながら、東京からの交通の便が良く、都民も良く利用しているお店だ

レーシングワールド 浦安店

東京との境、千葉県市川市は南行徳にある、大阪に本店があるレーシングワールドの浦安店。
私の好きな街の一つである江戸川区の一之江から新大橋通りを東へ進んだ先にあり、東西線の南行徳駅から徒歩でも行ける場所にある。

レーシングワールド浦安

1階は店舗入口と駐車場で、2階と3階が売り場。土地柄、原付二種スクーターの部品が充実している。3階の一角にはハーレー用品も少し置いている。

住所: 千葉県市川市新井2-2-9
TEL: 047-357-1122
WEB: http://www.racingworld.co.jp/shopinfo/urayasu

ラフ&ロード 川崎店

バイクブーム期にTW等のカスタムパーツを作っていた事で知られる「ラフ&ロード」の直営店。神奈川県内に2店舗を展開している。

中原街道を南下した先にあり、東京からのアクセスも良好。元住吉駅からは徒歩圏内である。
ラフ&ロード川崎

商品点数は大型店と比較しても見劣りしない充実度。売り場は広くないので、ぎっしり詰まっている印象だ。

住所: 神奈川県川崎市中原区木月4-4-25
TEL: 044-434-4701
WEB: http://www.rough-and-road.co.jp/shop/shop.html

溝口2りんかん

二子玉川から国道246号線を西へ行った先にある、都民も御用達のお店。その昔はドライバースタンドであった。
溝口2りんかん

この店がある厚木街道沿いにはその昔沢山の単車屋があり、この店にもよく行ったものだ。

全国展開しているバイク販売チェーンのSOX川崎店が隣接しているもの特徴。スクーターや250㏄未満の新車が多めだが、中古の大型バイクもちらほら売っているようだ。
SOX川崎店

住所: 神奈川県川崎市高津区溝口5-16-10
TEL: 044-829-6530
WEB: https://2rinkan.jp/shop/208mizonokuchi/

バイクワールド 千葉蘇我店

バイクワールドの千葉蘇我店は、千葉駅から南へ5キロほど、東京のベイエリアからもアクセスしやすい国道357号・湾岸道路沿いにある、まるでアメリカのショッピングモールを思わせる巨大な複合型商業施設「ハーバーシティ蘇我」の南側に位置するファッションスクエア内にあります。

バイクワールド 千葉蘇我

バイクワールドは、東京人にはなじみは少ないが、近畿地方を中心に店舗を構えるバイク用品チェーンである。

YouTubeで人気のバイクチャンネルの一つである「TOKYO BB」を手がける笑軍の社長・マッコイ斉藤氏御用達のお店として知られており、番組内でも何度か紹介されている。

バイクワールド千葉蘇我店の店内

このバイクワールドの近くには、南海部品や2りんかんなどがあり、少しマイナーな印象もあるが、ワゴンセールをはじめ、ライダースなどのアパレル用品が特別価格で販売されるていることも多々あり、思わぬ掘り出し物に出会えることも。

本革ライダース

ちなみに私が訪れたときには、定価4万円以上の本革のライダースが、16,800円で販売されていた。

首都圏近郊には、この千葉蘇我店の他に、東京湾アクアラインの木更津金田インターを出てすぐの場所に店舗を構える「バイクワールド 木更津金田店」もある。

住所: 千葉県千葉市中央区川崎町1-35
TEL: 043-300-8197
WEB: http://bike7.jp/soga/

ナップス 新横浜店

今や関東中心に20店舗以上を構えるバイク用品チェーン大手「ナップス」の第二号店として1991年4月の開店から約30年にわたり横浜北部のバイカーから愛されてきたNAPS港北店の移転先として、2021年6月に新装開店を果たしたのが「ナップス新横浜店」だ。

ナップス新横浜

場所は、大倉山駅から徒歩10分程。鶴見から磯子を結ぶ横浜地区きっての交通量を誇る環二通り(環状2号線)沿いに立地。
バイク用品店巡りが好きなライダーならお気づきかと思うが、そうここはあのライコランド新横浜店の跡地なのである。

品揃えは、ライコランド時代と比べ、商品点数がより多くなった印象。土地柄、小排気量バイクのカスタムパーツの品揃えは充実している。

ナップス新横浜の店内

入り口付近にはジョージアカフェが併設されており、ピット作業を眺めながら珈琲がいただける。

ナップス新横浜店の店舗脇駐輪場

バイク駐車場は、建物北側・バイク王正面に十数台置ける他、2階にかなりの台数の駐車スペースを用意。3階には4輪車専用の区画もある。

ナップス新横浜店2階のバイク置き場

住所: 神奈川県横浜市港北区菊名7-9-25
TEL: 045-642-8917
WEB: https://www.naps-jp.com/shops/shoplist/shinyokohama/

今回紹介した東京近郊のバイク用品店をGoogleマップで一覧にしました!

都内在住のライダーなら知っておきたいパーツ屋特集はいかがでしたか!

大手チェーン店をはじめ、小規模でも気の利いた商品を扱うお店が意外にもありましたね。
消耗品を買ってピットで整備してもらうもよし、お似合いのライダースを探すもよし、二輪用品店であなたのバイクライフをもっと輝かせてみませんか!

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