LA通が教える!ロサンゼルス近郊で無料で楽しめるオススメの観光スポット

ロサンゼルスのおすすめ観光スポット

なお兄が第二の故郷として足繁く訪れているのが、米国カリフォルニア州最大の都市「ロサンゼルス」です。
私が行く度に感じるロサンゼルスの魅力は、地区ごとにそこにいる人や町の雰囲気が大きく異なるという点。LAを巡ればアメリカだけでなく南米やアジアなど様々な国の文化に触れることが出来ます。

今回は、ロサンゼルスを訪れたら2週間ほどかけてレンタカーで色々な土地を巡っているなお兄が実際行って気に入った、LA近郊で無料で楽しめる観光地を紹介します。

基本的に私がロサンゼルスに行く際は旅行系サイトや観光ブックは一切見ません。
通りがかってたまたま見つけた所などの地味な場所もありますが、本当に自身で行ったことのあるおすすめスポットのみシェアしますね。
ベニスビーチ

尚、ロサンゼルスと銘打っていますが、スポットは隣接するオレンジ郡やベンチュラ郡も含みます。公共交通機関ではいけない所が多いので、レンタカーは必需となります。

まず、ロサンゼルスってどんなとこ?

米国西海岸を代表する都市であるロサンゼルスは、カリフォルニア州南部に位置し、アメリカの経済や観光の要所として重要な役割を果たしている。

ハリウッド

LAと一口に言っても、群(County)としてのロサンゼルスと、市(City)としてのロサンゼルスでは規模が大きく変わる。

多くの方が思い浮かべるロサンゼルスはハリウッドなどが属する「市(City)」ですが、実はあの有名なビバリーヒルズやサンタモニカは市には属していない。

ですが、群(County)として見れば広大な面積を有しており、南端のロングビーチから北のランカスターまでの距離は130㎞程離れている。日本に当てはめると東京から沼津間に相当する。

また、ロサンゼルスを語る上で重要となってくるのがその歴史だ。ここではとても書ききれないが、昔は先住民族いわゆるインディアンが住む土地であった。

かつてはスペインやメキシコの領地であったこともあり、ヒスパニック系の人々が多く住んでいることでも知られている。

ロサンゼルスに訪れる上で知っておきたい事

気温

ロサンゼルスと言われて思い浮かべる光景の一つに、水着姿でビーチ沿いの道をローラーブレードで走っている画を想像する方も少なくないでしょう。

LAのビーチ

その点から常夏の印象を受けますが、緯度は日本の山口県とほぼ同じに位置しています。その為、ハワイや沖縄のような一年中暖かい気候とは異なります。

気を付けるべき点としては、東京より日中と夜の気温差があるという点。真夏であっても夜になると20度を下回ることは普通。12月から4月にかけては夜は10度前後と大分肌寒い気温になります。

治安

十数年前に比べると市内全体で見て治安はよくなっています。以前は日本人を含む観光客が犯罪被害にあってしまうことが少なからずありましたが、近年は大分減りましたね。

しかし、ギャングの縄張りをはじめとする絶対に立ち入ってはいけない地区は勿論現在もあります。
LAのスラム街

また、ロサンゼルスの中心部にはホームレスの方達が多くいる地区がありますが、この辺には近づかない方がいいでしょう。
日本のホームレスと違い、LAのホームレスには薬物中毒者が多くいます。基本的にホームレス同士で注射針を使い回しているので、病気の方が少なくありません。

有名な危険地区は、リトルトーキョーから南へ車で2分程にある「スキッド・ロウ」です。実はリトルトーキョーにあるショッピングモール「Little Tokyo Market Places」は、住所的にはスキッド・ロウに属しています。
ここはリトルトーキョーから散歩がてらに行けてしまう距離なので、日本人が誤って迷い込んでしまう事がありますが、強盗や強姦の被害にあう可能性が高いので絶対に立ち入ってはいけません。
観光客を狙ったレイプが横行しており、被害を受けるとエイズになるリスクがとても高いです。
因みにレイプの被害者に男女は関係ありません。男だから大丈夫と高を括っていると、思わぬお土産をもらってしまうかもしれません。

日本とロサンゼルス

何を隠そうロサンゼルスは、ニューヨークやハワイを抑え、日本からのアメリカ移住者が最も多い地域です。

ダウンタウンのリトルトーキョーには、全米日系人博物館という、かつての日本人がLAとどう関係性を深めていったのかを今に伝えるミュージアムがあります。
リトル東京の看板

日系企業の進出先としても人気で、街中では吉野家やダイソー、ユニクロなどの日本で見慣れたお店もよく見かけます。

通の私がおすすめするロサンゼルスの観光スポットをご紹介!

・今回紹介するスポットについて

今回紹介する場所は、私が実際に訪れてよかったと感じた場所です。
旅行系サイトや本に載っているようなサンタモニカやハリウッド等の有名どころは、紹介しても知っている方が多く意味がないのであえて除外しています。
ラグナビーチ

また、紹介する場所の多くが”観光地”とされている場所ではないので、観光案内所や専用駐車場、トイレを用意していない所もあります。
周囲に案内看板が無いところもあるので、道順は事前に調べておいた方がいいです。

それでは以下より私の好きなスポットを記します

Pelican Cove Park (ペリカン・コーブ・パーク)

日系企業が多数所在し日本人が多く住むことで知られる「トーランス」から南へ15㎞ほどの「ランチョ・パロス・ベルデス」という地区の西にある公園です。

海沿いを走る「Palos Verdes Drive South」という眺めのいい道沿いに専用の駐車場があり、その駐車場の脇に公園の入口があります。
ペリカン・コーブ・パークの入口付近

遊具などがある公園とは違い、ここはペリカン湾を望む海岸と、その海岸へ下りる為の舗装されていない急な遊歩道で構成されています。

とにかく眺めがいいのが最大の魅力。遊歩道は崖を切り開いて作られていて高低差があるので、プチハイキング気分を味わえます。

海岸は、整えられた砂浜ではなく岩が散乱した自然なままの姿。あまり人はいないのでぼーっとただ海を眺めたい時には最高です。
ペリカン・コーブ・パークの海岸

海岸から上を見上げれば、そこには高い崖が…。ここが大陸だということがはっきりとわかるでしょう。

Terranea Bluff Top Park

前述したペリカン・コーブ・パークのすぐ東に位置し、駐車場も共通となっている小さな公園。5つ星の高級ホテル「Terranea Resort」に隣接しており、このホテルに泊まらずとも同様の素晴らしい眺めが楽しめます。
Terranea Bluff Top Park

駐車場のある園の北側から南に向かって遊歩道があり、歩道の周囲には草木が生い茂っている。そこを抜けるとベンチやコイン式双眼鏡がある展望台がある。天気の良い日であれば遠くのサンタ・カタリナ島も見えるだろう。

因みにこの周辺は自然動物たちの生息地となっており、運が良ければ可愛い野ウサギやペリカンに出会えるかもしれない。

Salt Creek Beach (ソルト・クリーク・ビーチ)

一度訪れたら絶対また来たくなるビーチ兼公園。州道1号線であるパシフィックコーストハイウェイから少し入った所に専用の大規模駐車場があり、そこに車を止めて少し歩けば青々とした広い芝生広場が広がっている。
ソルト・クリーク・ビーチの広場から見た海

ビーチはその広場を抜けた先にあり、南北にとても長いのが特徴。南は「Strands Beach」に繋がっている。
ソルト・クリーク・ビーチ

ビーチから少し上がった所には、ハンバーガーやタコスを売っている売店がある。ここのダブルチーズバーガーはとても美味である。

Malibu Country Mart (マリブ・カントリー・マート)

サーファーなら知らぬ者はいないサーフィンのメッカ「Malibu (マリブ)」にある、多数の店が入るショッピングモールでありながら、一つひとつのショップが独立していて小さな町のような感じに仕上がっている洒落た買い物スポット。
マリブ・カントリー・マート

日本では中々お目にかかれない雑貨や家具を扱っている店があり、全ての店を見て回ると軽く3時間はかかってしまう。

因みに、厳密には異なる3つのモールで構成されている。アパレル店の多い表題の「マリブ・カントリー・マート」の他、スタバやMarmalade Cafeという人気カフェがある「Malibu Village」と、Malibu Lumber Yard(マリブ・ランバー・ヤード)からなる。

MacArthur Park (マッカーサー・パーク)周辺

LAで強烈にメキシコを感じたいなら、ダウンタウンの西のウェストレイク中央部にあるマッカーサー・パーク周辺がおすすめだ。

この公園の周辺(特に東側のサウスアルバラード通り沿い)には、曜日にかかわらず露天商が多くいて活気がある。洗剤などの日用品から謎の置物まで、実に変わった物を売っている。
マッカーサー・パーク周辺

マッカーサー公園自体はと言うと、所々にヤシの木が生えていて南米感を与えてくれる。園内は思いの外綺麗に整備されていて、散歩に最適な北側と、大きい池のある南側に分かれている。

治安は比較的良好だがホームレスの姿が散見されるので、女性の一人歩きはNGだ。

Carpinteria State Beach (カーピンテリア・ステート・ビーチ)

LA中心部から車で1時間半ほど。街並みが美しいことで知られるサンタ・バーバラの東にある小さな町「カーピンテリア」にあるビーチは、日本人にはあまり知られていないものの、絵にかいたような理想的なビーチである。

国道101号線と繋がるカーピンテリアの目抜き通りのリンデンアベニューの南端には無料駐車場があり、その駐車場の目の前が砂浜となっている。
カーピンテリア・ステート・ビーチ

東側のビーチにはデッキの遊歩道があるので、靴を履いたまま散歩することも可能。すぐ近くにはキャンプ場があり、トイレは勿論無料で使えるシャワーも完備。

このビーチの近くにある「The Spot」というハンバーガーショップは、とても美味しくおすすめである。私が初めて行ったのは10年前以上だが、ずっと変わらぬ美味しいハンバーガーを提供している。
the spot

因みに2020年現在、この町の市長は日系アメリカ人のノムラさんが勤めているそうだ。

Sawtelle (ソーテル)

LAにある日本的要素の強い場所としてテレビや雑誌等で真っ先に挙げられているのはダウンタウンのリトルトーキョーですが、そこは観光地なので現地人はあまり行きません。
現地人が選ぶ最も日本を感じられるLAの地区と言えば「ソウテル」です。

その中でも特に、丸亀製麺やキムカツ等の日本でもお馴染みの和食店が軒を連ねる「ソーテル・ブールバード」周辺は激熱。LAで日本食は今とても人気があり、週末の夜になると多くの人が食事に訪れる。
Tatsu Ramen

キムカツが入る「Sawtelle Centre」の向かいには、「Sawtelle Place」というモールがあり、ここには日系スーパーのNijiyaや均一価格が売りのDaiso、さらには極真空手の道場や旭屋書店等が入っている。

また風来坊の隣にある「Karaoke Bleu」というカラオケバーはクラブさながらの盛り上がりスポットである。
ソーテルの風来坊

以上、LAフリークのなお兄が実際に行って見つけたおすすめスポットをご紹介しました!

旅行サイトを見ないので確かじゃありませんが、日本では恐らくあまり知られてない場所ばかりだったと思います。

まだまだ紹介したいロサンゼルス近郊のいい場所が沢山ありますので、思い出したら追記していきます!

ご覧の方で”ここもいいよ!”という場所がありましたら、お気軽にコメント欄から教えて下さいね!

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