東京湾を眺望するならここ!喧騒を忘れさせる都内のベイビュースポットを紹介

東京湾を眺望できるおすすめスポット

至る所に建造物があり無数の人で溢れる我が地元「東京」。世界でも稀に見る人口密度を誇る都市だけに、喧騒に疲れる事も少なからずあるだろう。そんな時は広大な東京湾の景色を眺めて気分を上げてこうぜ!

江戸っ子のなお兄にとって東京湾を眺望することは、もはや、プロテインを飲むことと同じくらい生活の一部と化している。
憂鬱な時や解放感を感じたい時は、必ずと言っていいほど東京湾を眺めに行く。夜景が綺麗な所も多いのでデートにも打ってつけだ。

今回は都内に限定して、素晴らしい東京湾のベイビューが無料で楽しめる公園等の公共施設を紹介する。電車やバスで行けるスポットも沢山あるぞ!

眺める前にまずは知る!東京湾とは

東京湾は、チーバ君のお腹の方である房総半島の西側と、神奈川県の三浦半島の間にある巨大な入り江。東京と千葉、神奈川の一都二県と接しており、その広さは東京23区の2倍以上となる1380km2となる。
東京湾の位置

南の浦賀水道の先は太平洋と繋がっており、横浜港や川崎港等の物流にとって重要な港湾も複数ある。日々多くの貨物船や客船が往来する関東の玄関口でもある。

東京湾を眺めていると、小型の漁船から超大型のコンテナ船まで、実に様々な船舶を見れるのも楽しみの一つである。
東京湾を往来する貨物船

それでは早速、東京湾の眺めがよい都内の場所を紹介!

本記事は、都会っ子のベイフリークであるなお兄が厳選するので、お台場のような誰もが知る大定番スポットはあえて除外している。

基本的に車やバイクがあると行きやすい所が多いが、公共交通機関で行ける場所もあるので、ぜひ遊びに行ってほしい。

晴海客船ターミナル

晴海客船ターミナルは、四角錐の屋根が象徴的な東京を代表する船着場。主にシルバーミューズや飛鳥Ⅱ等の大型クルーズ船が停泊する施設となっている。
晴海客船ターミナル

実はここ、そんな客船ターミナルとして以外に、都心部を望める展望台があることで昔からマニアの間で有名な場所なのだ。

エレベーターで6階まで上がり、さらにその先の階段を上ると無料で利用できる展望台がある。実はあの四角錐の屋根の中に透けて見える赤い部分こそがこの展望台である。

そこからは360度見渡せ、レインボーブリッジや東京タワー、臨海副都心のタワマン群などが見える。勿論目の前の東京湾も存分に望める。

私と同じバイク好きで知られる元羞恥心のつるの剛士氏がこの場所でプロポーズしたように、デートスポットとしても密かに人気がある。

近くに駅が無いのでアクセス方法は限られてはいるが、逆にそのことにより来客者が少なく静かな時間が流れており雰囲気がよい。しっぽりとデートするなら打ってつけの場所である。ここでプロポーズすれば多分大丈夫なはずだ!

住所: 中央区晴海5-7-1
WEB: http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/harumi

城南島海浜公園

城南島海浜公園は、私が若い頃から頻繁に訪れているお気に入りの場所だ。
城南島海浜公園
お台場から第二航路海底トンネルと臨海トンネルを通ってすぐ、品川方面からは湾岸道路を羽田方面に向かってすぐと車でドライブするのにちょうど良い場所にある。

園内には、東京に数えるほどしかない砂浜(人口)の一つである「つばさ浜」をはじめ、BBQ場やキャンプ場などがあり充実している。湾に面した箇所は遊歩道となっているので、東京湾を眺めながら散歩が楽しめるぞ。

車が無いと来れないのではと思いがちだが、平和島駅や大森駅から京急バスが出ている。最寄りのバス停は「城南島四丁目」だ。

住所: 大田区城南島4-2-2
WEB: https://seaside-park.jp/park_jonan/

羽田空港 第2ターミナル

国内と海外の旅行者を迎え、今や日本一の利用者数となった羽田空港。3つあるターミナルの中で最も東京湾に近い第2ターミナルは、絶好のベイビューが望めるとして眺望マニアの間で愛されている場所である。

第2ターミナルの5階ルーフトップには「FLIGHT DECK TOKYO」と名付けられた展望デッキがあり、そこからは駐機場や滑走路、そして東京湾が目の前に望める。勿論入場料など一切かからない。
羽田空港 第2ターミナル

空港というと飛行機に乗る時だけ利用する限定的な施設という印象を持つ人もいるだろうが、東京都心部で育った我々都会っ子にとって羽田空港は、お台場と同じような感覚で気軽に遊びに来れる場所として認識している人も少なくない。

実際、空港としては食事や買い物だけの利用も大歓迎している。ぜひ、屋上で眺めを楽しんだり、ディナーを楽しんだりと気軽に利用しよう!

住所: 大田区羽田空港3-4-2
WEB: https://tokyo-haneda.com/floor/terminal2/

東京ゲートブリッジ&若洲昇降タワー

2012年に開通した東京ゲートブリッジは、湾岸部を往来する自動車の混雑を緩和する目的で建築された、東京一の長さを誇る橋梁である。

全長は約2.6㎞で若洲と中央防波堤を結んでいる。車道の他に人が歩ける歩道も用意されており、ここから見下ろす東京湾の景色は格別である。
東京ゲートブリッジ

以前書いた東京の熱いバイクスポットの記事でも紹介した若洲公園の西には、若洲昇降タワーというゲートブリッジを歩く人の為の昇降施設がある。

この若洲昇降タワーの8階がゲートブリッジとの連絡口となっていて、その上の9階には展望デッキがある。ゲートブリッジは立地上風が強いことが多いので、この展望デッキもおすすめのベイビュースポットである。

行き方だが、東陽町駅から若洲キャンプ場前行きのバス(新木場駅経由)が出ているので、車が無くてもOKである。

住所: 江東区若洲3-1
WEB: https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/gatebridge/

竹芝ふ頭公園

港区海岸1丁目西部の所謂「竹芝地区」は、2020年にウォーターズや東京ポートシティが開業し、注目度が鰻登りで上昇中なエリアだ。

そんな竹芝のランドマークである竹芝客船ターミナルには、東京湾を一望できる「竹芝ふ頭公園」が併設されている。

竹芝ふ頭公園は、JR線の浜松町駅や地下鉄大門駅から徒歩圏内で、私的には最も交通の便のよいベイビュースポットだと思っている。
竹芝ふ頭公園からの眺め

この竹芝ふ頭公園の2階デッキから南の竹芝小型船発着所までは木張りの遊歩道で繋がっており、ベイビューを楽しみながら優雅に散歩ができる。

近くには港区女子から人気のインターコンチネンタル東京ベイがあるので一休みする時も困らないぞ。

住所: 港区海岸1-12
WEB: https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/port/takeshiba/

葛西海浜公園

江戸川区の南端にある葛西海浜公園は、2つの渚で構成される公園だ。タワーホール船堀と同じくらい江戸川区を象徴する存在として区民から愛されている大観覧車がある葛西臨海公園から葛西渚橋を渡った先にある。

人が立ち入れるのは西側の渚のみで、東側の渚は自然保護区で立入禁止となっている。北隣の葛西臨海公園と比較すると面積は大分小さくなるが、海側に遮るものがないので東京湾を思う存分眺められるのが魅力だ。
葛西海浜公園

撮影場所としても人気で、ウェディングドレスを着て結婚写真の撮影を行っている人を数回見かけたことがある。

住所: 江戸川区臨海町6-2
WEB: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index027.html

京浜島つばさ公園

羽田空港の北の駐機場を真正面に望む「京浜島つばさ公園」は、航空機マニアの間では知らぬ者はいない場所だ。
京浜島つばさ公園

公園の敷地は、京浜島の東端に沿って伸びており、遊歩道の全長は1km以上ある。

特に東京湾の眺めがよくおすすめなのは、園の北側の芝生がある一角だ。レジャーシートを敷いて寝そべりながら湾を眺めれば、忙しい日常を忘れさせてくれるはずだ。

大森駅の東口からはこの公園の前に停まるバスも出ているぞ。

住所: 大田区京浜島2-5
WEB: https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/keihinjima_tsubasa.html

なお兄が知っている東京湾を望めるビュースポットを紹介しました!

紹介したほとんどの場所は公共交通機関で行ける。せわしない都会に疲れたら、心を休める為にぜひ東京湾のような広大な景色を眺めることをおすすめします。